表記によると
「長崎に商社を創業し、グラバー氏との取引を始める。
その交友からビールを譲り受け、始めてビールを飲んだ年が1865年と言われています」
とあります。でもこの商品はビールではない。
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ビールテイスト飲料(―いんりょう)とはノンアルコール飲料の一種でビール風味の発泡飲料のこと。ノンアルコールビール・ビアテイスト飲料・ビール風味飲料とも呼ばれる。
※明確な定義はないが、香り・味わい・のど越しなどの要素にてビールの雰囲気を持っており、アルコール分を特定の数値未満に調整した炭酸飲料を指す[1]。日本では酒税法の分類によってアルコール分が1%未満は酒類とならずビールテイスト飲料に該当する。ヨーロッパではかなり前から製造され愛用者も多く[1]、アルコール分0.5%未満がビールテイスト飲料(ノンアルコール飲料)に該当し、0.6 – 0.9%は酒類に分類されローアルコール飲料と呼称されている[2]。
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そもそも、ノンアルコール(ビール)は、運転中に酒席にあった場合は「その気」にさせてくれる。
しかし、、、
○ビールのようでビールでない、。
○しかし、そのジャンルは確立しアルコールの発泡酒ではない、、「偽者」とは遠い、、。
○なにより、酒気帯び事故から人命を守る「大儀」がある、、。
酒飲みにとっては、「中途半端」な飲み物だが、命にかかわる選択だ、、
尊王攘夷に酔う幕末志士達からは、龍馬はなんと見えただろうか、、、
また、幕府側から、どう見えたのだろうか、、、
ビールのようでビールでない、、、
尊王攘夷派のようで、尊王攘夷でない
公武合体のようで、そうでない
幕臣の門下生のようで、そうでない
しかして、「ニセモノ」とは、断じて言えない、、、
新しいジャンルなのだ、、、
尊王攘夷派ではない、幕府派でもない、、公武合体派でもない、、
酒飲みにも、飲まない人にも親切、、
武市や中岡とは違う、、長州の木戸、伊藤、薩摩の西郷、大久保とも、、、
もちろん、会津をはじめ、新撰組は当然、、幕閣や勝、春獄とも違う、、、
龍馬は、もっと遠くを見ていた、、、、、彼らには理解できなかったろう、、、。
ところで
自らを「鯨海酔侯(げいかいすいこう)」と称した酒豪の、土佐藩主山内容堂は酒と美食のため明治5年、46歳で、チュウフウに倒れ、
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墓所は土佐藩下屋敷があった大井公園(品川区東大井4丁目)にある、、
隠居生活は当時、別荘地として知られた橋場(東京都台東区)の別邸(綾瀬草堂)で、妾を十数人も囲い、酒と女と作詩に明け暮れる豪奢な晩年を送った。また、連日で両国・柳橋などの酒楼にて豪遊し、ついに家産が傾きかけるほど、、、(Wikipedia)
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容堂だったら、、ノンアルコールなんて、、、こんなのは、絶対に許せない商品であったろう、、
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他のページで記すが、、、
拙者関連Blog
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土佐藩主の容堂は、龍馬を理解せずに龍馬暗殺を、、了解する
「、、、の好きなようにせい、、」
このことで、土佐藩首脳は、、中堅の岩崎弥太郎までも、、口をつぐんでしまう、、
、、、やっぱりノンアルコールビール龍馬は理解されなかった、、のだ
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容堂が、、酒楼にはまった、、雰囲気を知るために
、、向島の芸者さんを観にいってきました、、、。
東京駅からPM6:30発の「はとバス」ツアーに乗って約30分、、向島の芸者置屋さんに着きました、、、
食事付きで9800円(飲料別)ですので、家産を傾けることはありません、、。
※でも、いつもの赤ちょうちんの4-5回分ですので、ちょっとイタイ、、、か。
かなり、昔のお姉さんに、、お酌をしてもらいました、、、一人でも来れますよ、、とか、、
「いいえ、、結構です、、、」
、、、、、、、、ちょいとっ、、失礼なこと、、お言いでないよ、、、と声が聞こえたので、、半玉(はんぎょく)の皆さんに
出てもらいます、、。
玉代(ぎょくだい)とは、一人前の芸者さんのお手当て、、半玉はお手当てが、まだ、半分しかもらえない、、つまり見習い社員ってことでしょうか、、芸事と作法が一人前になるまでは、スポンサーも付きません、、
ちょっと、それました、、。
外で飲むノンアルコールビールは、まだその気にさせるが、家で飲むノンアルコールは、、まずい、、、。
ホントは、ノド越しスッキリの方がいい、、、のだが、、。
「龍馬1865」が龍馬の、生き方にも見えてきた、、、ちょっとサビシイ、、、
先を見すぎた龍馬が、、ただ、、先を見すぎた龍馬が生きて、、政権に参加してたら、、、
こんなに惜しまれはしなかったでしょうが、、、
なんの話か分からなくなったが、、
ノンアルコールに「龍馬1865」なんてネーミングを付けたのは、ブームにあやかると言う手でしょうが、、
この製造会社が、、、相当な皮肉、謎掛け、、として、このネーミングをつけたのか?、、は知らん、、。
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