連休の一日を女房がとってくれた歌舞伎座に行くことにした。この年になって歌舞伎ぐらいは観ておこうという気持ちになったからだ。演目は「泥棒と若殿」山本周五郎原作、天覧歌舞伎120周年記念「勧進帳」、そして「与話情浮名横櫛」とは”粋な黒塀見こしの松にー”のお富、与三郎の話、最後に「女伊達」という踊り。
タイムスリップした舞台がなにか身近に、懐かしい過去を思い出すように、観ることができた。
ストーリーの人情話に思わずホロリと涙が出そうになる。ニッポン人であることに満足する一時であった。
歌舞伎座から銀座へ-中高年ばかりですねー、自分もそうですが、食事を済ましてから東京駅へ、4月27日にオープンした新丸ビル7Fのオープンカフェで景色を楽しむ。
歌舞伎の世界に観られる懐かしい日本の世界、そして近代ビルの景色、どちらも自分の中の現実の日本の風景。写真は7Fの屋上緑化。
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