某上場企業の監査役になった友人Tと、定年後地域ボランティアに精出す友人Iと、週2日出勤の中小企業役員の私の3名で、、久しぶりに飲む機会があった、、、。
3名の接点は、、某中堅企業で職種は異なるが、同じく青春時代を過ごした仲である、、。
時は、、高度成長期、、、勤務先のお茶の水、水道橋は、過激な学生運動が盛んな時期であった、、。
引きずられように、、労働組合活動も盛んで、、同じく役員で苦労を共にした、、仲でもある、、。
話は、ひとしきり進み、、最近の話題となり、、、多彩な趣味と手品が得意なIさんは、老人ホームでのボランティアや、直近で予定される料理学校の卒業式での手品の演目準備に余念がないという、、
友人Tは、クラシック音楽や、ギター、テニスといった堅い趣味を長く続けている、、最近は定年後を意識して、クラシックギターの教室に通っているという、、、堅い人物ということでは、監査役は適任かとは、思う、、、。
ひょんなことから、、私が過去に開発した「アバター受付システム」の話題も出た、、。
「いやー笑っちゃって、、」という感想である、、、。
たしかに、、、私は出品に参加できなかったのだが、当時早稲田の先端技術開発コンテストに応募し、展示したことがある、、、が、、審査員も笑っていた、、。
しかし、内容は極めて高度技術を目指していたのです、、、。
利用シーンは、、、、
ある研究所のビル玄関を入ると、、女性の声で、、
「いらっしゃいませ、どちらへのご用件でしょうか、、」と聞こえる
、、、、見ると受付に人は居ないが、モニターがある、、、
そこに美しい女性(アバター)がほほ笑んでいる、、、
訪問者は、、戸惑いながらも
「あの、、企画課の井上さんにお会いしたいのですが、、」、、、
とモニターの女性に向かってしゃべる、、、
女性は笑顔で
「恐れ入りますが、どのような、ご用件でしょうか、、」と返す、、、
、、、まるで、TV会議のように動作がリアルだが、、
よーく見るとアニメーションである、、特に口の動きはリアルだ。
訪問者;
「実は、先般井上さんに一度お会いして企画書をお持ちするように言われております」
アバター;
「わかりました、少々お待ちください、、、お待たせいたしました、企画の井上が、こちらに来ますので、そちらの椅子で少々お待ちください。」
※このシステムには、モーション付き監視カメラ、双方向マイク、スピーカー、音声変換装置、ネットワーク
により、、、、守衛室からネットでモニター監視と対応をしているのです、、。
しかも、モニターは、美しいアバターですが、実は、、、対応は男性です、、、。
ソフトは、ロシア製でした、、、。
※当時は、プレゼンテーションのアバターも、それほど美人ではなかったし、種類も少なかった、動きも、ぎこちなかった、、今だと、、もっとリアルでおもしろくなっていたろう、、。
堅い友人のIには、この開発の面白さは理解できないでしょうね、、、。
省力化をするなら、案内操作で社内電話に掛けてもらえばいい、、
応用範囲は広いと思っていた、、、インターネットから、遠隔地から美術品、骨董品の説明、、、やはり、専門知識が必要な場合、、など、、。でも、、なんでアバターなの?、、、。
それは、発想の「ユニーク」が経営者に必要だからね、、、。
わっかるかなー、、、わっかんねえーだろなー、、、ちょっと古いギャグになってるね、、、。
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