I See You (アナタ ガ ミエル)

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映画はシルバーになってから1000円で観られる。
3Dの「アバター」は300円の3Dメガネ代金が追加される。

遅ればせながらの観賞ではあったが、評判どおり新感覚のいい映画でした。
不思議な感動で、休む間もない面白さだ、、、。

アバターという言葉はインターネットなどのコミュニケーション利用で使ってはいた。
また、かってアバターの利用で、「法人向け受付システム」なるものを提案したことがあり、馴染みの単語ではあった。

そもそもが、男が女になったり、アバターで自己に存在する二重人格的欲望を代替したりすることが多いのだが、、。

このようなアバターか本人か区別が付かない展開、夢の中のようでもあり、現実のようでもあり、科学の可能性のようでもあり、、、、、観る者をしていつの間にか、主人公とともに想像の世界に引き込まれていく、、。
全てのシーンが勢いのある展開だ。

メッセージとして受け止めたことは、
あの星パンドラは地球、軍隊は普通の地球人、そしてインデアンとも見えるナビ族と不思議な獣達は自然と一体化した生命の投影とみた。あるときは津波、あるときは地震、あるときは噴火となって警鐘を鳴らす、その姿とみた。

キーワードは主人公ジェイクがナビ族の女王と交わす短い言葉

「I See You」

(アナタが見える)

私達には、ナビ族が見えているんだろうか、、、。

映画の中ごろには、うっすら涙してしまった。

さすがキャメロン監督

自然と共生するナビ族にシッポがあり、耳がとがったオーソドックスな悪魔のスタイル、獣がコウモリに似たサタンのスタイルなのは西洋の伝統的な敵対者の構図、、。
西洋:砂漠の民(ユダヤ、キリスト、イスラム)にとって自然は脅威で、克服すべき対象であったかもしれない。

一方のナビ族は、獣と自分の身体を一体化させて、心を通わせて協働する技を持っている。

当初の企画としては、ゲーム的なサタン対人類の単純構図だったのか、、、、。が、途中で、自然環境保護への創造的なメッセージとなっていく、、、。

空中に浮かぶ島は、宮崎アニメの「天空の島ラピュタ」、獣の反撃は「風の谷のナウシカ」のオウムを思い浮かべさせ、わくわくする、、。創造的だ。

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