八ツ場ダム建設現場視察(神無き巡礼=徘徊)

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自宅でのモーニングコールは、タイマー付ラジオでNHK放送に6時15分にセットしてある。
6時15分というのは、6時ジャストは気持ち辛い、早すぎる、6時半は遅すぎる、ということでクオーターは本人としては丁度気持ちの整理ができる妥協的な区切りなのです。

土曜日も変更することなくモーニングコールはセットされます。
土曜日のNHKは「著者に聴く」というコーナーがあり、昨日は橋本治さんという評論家、作家がゲストでした。
ウツらウツら聞いていたら、気になるフレーズが飛び込んできた。
「老人の徘徊とは”神なき巡礼”ですね、、、、、」

この方は、その昔、東大駒場際のポスターで
「止めてくれるなオッカさん、背中の銀杏が泣いている男東大どこへ行く」
というコピーを考えた方だそうです、著述は、、、多才だ。

今回は、インターネットカルチャー倶楽部で、国土交通省の前原さんが頑張ってる、例の「八ツ場ダム」建設現場に視察(?)というか、周辺を徘徊してきた。

ダムというと、山奥の渓谷を塞ぐというイメージですが、ここはご存知の草津温泉やキャベツの嬬恋村(つまごいむら)、万座スキー場、浅間の鬼押し出し、軽井沢へのルートへの分岐点です。
行楽だけでなく、仕事でもよく通る道ですから、山奥というよりは交通量の多い比較的賑やかな地方道路脇(145号線)です。
当然のように電車(吾妻線)も走ってますので、ダム完成時は駅や線路はまるごと山の上に移動するのでしょう。

写真はマスコミで有名な橋梁道路工事です。
ここの右横をルート145と吾妻線が走っています。
徘徊は、シルバーらしく無理をせず、新幹線で上野-軽井沢へ、そこからレンタカーで旧軽井沢-雲場池-三笠ホテル跡-白糸ハイウエイ-ロマンチツク街道-鬼押し-ホテル(泊)-嬬恋-川原湯温泉(ダム建設予定地)-榛名山(湖)-高崎(新幹線)-上野

私の考えは自民党とも民主党とも違います。
どうせ半世紀かけて工事してきたのですから、年間予算を10分の1にして、あと50年かけて工事しましょう。
ほかの工事も年間予算10分の1にして工期を10年に伸ばしましょう。
限られた収入で配分するのですから、低成長時代ですからね、必要だが火急ではないんでしょ、、
政治家の力でない優先順位、プライオリティーの選択こそが政治でしょう。
予算を減らせ、利権に眼を凝らせ、天下りに金をばら撒くな、地元もあせらず、50年計画で関連ビジネスや地域の将来をを考えよう。
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