彩花盆栽入門
日本の伝統的な文化としては国際的にもフアンが多いと言われている盆栽だが、最近は後継者難も含めて危機的な経営状況にあるらしい。
かって盆栽町のある埼玉県大宮市:現在は「さいたま市」にサラリーマン時代に9年間ほど勤務していたこともあるが、当時は縁がなかった、現在も事務所が県内なので盆栽町は実は身近な地域の存在なのだ。
そんな盆栽町で清香園4代目園主の一人娘の香織さんが主催する彩花盆栽は盆栽の世界に新風を吹き込んだようだ。現在NHK教育TV趣味の園芸、NHK総合TV一都六県などに出演、三越本店に店舗を持ち、教室は盆栽町の清香園での特別教室のほか代々木教室、通信講座などを主宰し著作も多い。
なにせ香織さんとスタッフが美人ぞろいでもある。女性の盆栽愛好家を増やした功績は大きいと思います。
通信講座は年間8講で構成せれており、2月からスタートする。(途中参加は教材が重なる)
第1講は「野の花のたより」
正しい植栽の手順と草もの盆栽、、、
・盆栽とは鉢(盆)と栽(植物)が美術的に調和している
・鉢の中に自然の樹木の姿や景色が表現されていること
・ひとつの鉢に何年にもわたり自然の摂理が繰り返されること
・鉢植え同様、植物の造形や季節感を愛でる、育てる楽しみ
・持ち込み:盆栽用語
今回の教材の苗は
①濃色小山撫子:なでしこ科多年草
②台湾梅唐松:キンポゲ科多年草
③花石菖:ユリ科多年草
鉢:盆栽の作法として鉢には「正面」を作る、一般的に背が高いほうが後ろなので低い方が正面
網:底に排水と虫除けの網を針金で留める(作法あり)
土:赤玉(小粒)、赤球(極小粒)、鹿沼土(小粒) 底に大き目の赤玉、上は鹿沼と極小粒1:2の割合で混合
苗をほぐす:作法あり
根:根をカットする作法あり
植え付け:作法あり 主役、脇役、背の高さなど
水やり:作法あり
苔張り:作法あり
管理:作法あり
山田香織さんのDVDがあり、気持ちよく受講できる。さらに課題と写真を送り、指導員の添削を受ける。
必要な方には修了証書も発行しています。
予定どうり30分強で、作業は終わったが、ひとつひとつ丁寧に命を扱う大切さが身にしみました。
苗の根の美しさには感心しましたし、土の美しさにも感心しました。
これからの1年間のお付き合いが楽しみです。清香園へ鑑賞見学もしたいと思う。
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